デアゴスティーニ 週刊マイ3Dプリンタ発売と、兄弟機 BS01ユーザーとしての雑感
デアゴスティーニ 「週刊マイ3Dプリンタ」発売!
デアゴスティーニ マイ3Dプリンタ、idbox!
先行して、一部の地域や通信販売でテスト販売されていましたが、
いよいよ、1月5日に全国発売され、書店で購入出来るようになりました。
創刊号は、特別定価の税込み999円です。(通常価格は、1850円+税)
自分も買ってきました。
この大きさと適度な重さが、「3Dプリンタ」というキーワードとあいまってワクワクさせます。
idbox!とは、監修した、ボンサイラボのBS01との兄弟機。
BS01 PLAモデルをベースとし、ほぼ同じパーツであると予想されています。
これで、全55巻のうち、3Dプリンタの1/55をゲットしたわけで、ワクワク感を持って購入した方は多そうです。
今月号のパーツ
また、書籍は、3Dプリンタに興味がある方向けとして、わかりやすい内容になっているようです。書籍としても魅力があるといえるでしょう。
組み立てマニュアルは、ボンサイラボのBS01の組み立てマニュアルより、より初心者向きで丁寧で、非常にわかりやすくなっています。
BS01 ユーザーとしての雑感
自分は、ボンサイラボのBS01を所有しているので、全巻を購入するつもりではありませんが。
創刊号と2号で、透明なアクリル製のベッドがそろい、
創刊号から5号で、透明なアクリル製のアウターパネルがそろうのです。
アクリル製のベッドと、透明なアクリル製のフロントパネル(透明なアクリルに、茶色の保護紙がついています)
BS01 ABSモデルとパーツを重ねて比較したところ。差別化や大人の事情等はなく、細かいところまでまったく一緒。唯一違うのは、idbox!と、BS01のロゴのみ。
MDF製(木製)のBS01のパーツと入れ替えれば、スケルトンベッドとスケルトンBS01になり、一気にイメージが変わります。
それに、BS01wikiによれば、透明アクリル板は、
"湿気の影響を受けにくく、硬度もアルミニウムと同程度となり、強度はより向上していると考えられます。"とのことですので、
見た目だけでなく、精度という性能の向上も考えられますね。
さて、細かいことですが、
3Dプリンタを完成させて、3Dプリント可能になるまでに、1年(55号)かかるのは、期間的に長すぎではないか? とか、
ボンサイラボ社で、3Dプリンタのパーツを買うと、
フィーダー用 モータ:5,400円 電源セット:7,300円 しますが、
毎号、2000円程度の値段で販売するとなると、2000円以上のパーツの号はどうなるの?
とか、気になるところです。
(通常の本体価格1,850円+税
ドライバー基盤を提供する号(52号予定)のみ2,777円+税)
パーツの質を落とすのか、2000円程度の内容に見合うように、さらに細かいパーツに分けるのか?
大赤字覚悟で、4000円のパーツを2000円程度で売るのか?
例えば、フィーダー用 モータ4X号発売、電源4X号発売となった時、定期購読した人以外購入できなければ、他の号で、利益を稼いでおいて穴埋めするとか?
定期購読していなくても、ネットで直接その号だけ変えれば、BS01用パーツとしてゲットしたいなぁ。
話題性と魅力ある今回のマイ3Dプリンタですが、
ものずくり日本を担う子供達のためにも、ぜひ沢山売れていただき、デアゴスティーニさんには、無事に55号を完走して欲しいところです。
次号は、約2週間後の1月20日発売。3号以降は週刊での発売になります。